ソースネクストのAutoMemoボイスレコーダーを導入してみたけれど、中規模以上(10人以上)の会議になると認識精度があまり良くない問題を解決できる記事です。
#会議の規模別 オートメモの精度を高める方法
・小規模会議(9人以内)
AutoMemo専用ボイスレコーダーでOK
・中規模会議(10〜20人以内)
ビジネス向けICレコーダーで録音しAutoMemoアプリにアップロード
・大規模会議(30人以上)
会場の音響システムをAutoMemo専用ボイスレコーダーのマイク端子に接続して録音する
※録音ケーブルは抵抗入りを使う
*今回の記事に登場する商品のご紹介*
・オートメモ
・ICレコーダー
・私が動作検証した抵抗入り録音ケーブル
私が勤務する病院では、会議の議事録AIとしてソースネクストさんのAutoMemoを導入しています。9人くらいまでの会議では問題ないのですが、それ以上になると認識精度が下がってしまい活用率が下がっていました。
それをどのように解決したかお伝えできればと思います。
認識精度が良くない…解決までの道のり
AutoMemoを導入して1か月ほど経ったころ、現場から次のような声があがってきました。
認識精度が悪くて使い物にならないんだけど…
導入前に、ソースネクストさんよりオートメモ Sをお借りしてテストしていたので、何でかな。声が小さいのかな?というのが最初の印象でした。

もう一度様々な会議でテストしたところ、確かに認識精度が良いものもあれば悪いものもある。といった状況でした。
認識精度が悪いものは正直なところ、今まで通り最初から人が文字起こしした方が良いレベルのものもありました。
原因は何だろう
テストを繰り返したところ、次のような疑問点が浮かび上がってきました。
会議の規模によって、認識精度が大きく異なっているようだ。なぜ?
専用ボイスレコーダーのマイク特性
ここで、私はあることに気が付きます。
精度が悪かったときは、今まで通りICレコーダーの録音データを使って文字起こしをしている。この録音データを使ったらどうだろう。
これがドンピシャにはまり、ICレコーダーで録音したデータをAutoMemo Webアプリにアップロードすると、とても精度の良い文字起こし結果が出てきました。
このことから、
原因は、専用ボイスレコーダーのマイク特性にある。
にたどり着きました。
これは、決して専用ボイスレコーダーのマイク性能が低いというわけではなく、(ミーティング程度であれば認識精度◎のため)大きめの会議が想定されていないマイク特性になっているからだと思います。
もっと大きな会議でも使えたらよいのに
ほとんどの会議は、ICレコーダーで録音したデータを、AutoMemo Webアプリにアップロードし対応できるようになりました。
しかし、高感度ICレコーダーでも太刀打ちできないような会議が出てきました。
ですが、もう既に認識精度を高めるポイント(AI文字起こしの精度は、録音品質が良いと高くなる)は分かっていました。
ですから、会場の音響システムに直接つなぐと良いことにすぐにたどり着きました。
大規模会議ともなれば、必ず発言時にマイクを使うことになると思います。このマイク音声を直接オートメモに流し込んであげるイメージです。
※CDプレーヤーを音響システム、ボイスレコーダーをオートメモに読み替えてください。

https://www32.jvckenwood.com/jvc/avcord/index.asp?id_2=29
音響システムとオートメモをつなぐ録音ケーブルを選ぶときに大切なことは、“抵抗入り”ケーブルを選ぶことです。
抵抗が入っていないケーブルを選んでしまうと、録音データーが雑音だらけになってしまいますので、お気をつけください。
ちなみに、オートメモのマイク端子は正面から見て右側です。(Sは”mic”、Rは🎙️マークがプリントされています)
まとめ
AutoMemoを最大限に活かして、日々の議事録作成をラクにしていきましょう!
#会議の規模別 オートメモの精度を高める方法
・小規模会議(9人以内)
オートメモでOK
・中規模会議(10〜20人以内)
ICレコーダーで録音しAutoMemo Webアプリにアップロード
大規模会議(30人以上)
・会場の音響システムをオートメモのマイク端子に接続して録音する
※録音ケーブルは抵抗入りを使う
*今回の記事に登場した商品のご紹介*
・私が動作検証した抵抗入り録音ケーブル
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