合格体験記
合格するまでに、日々思っていたことや感じていたことを書き留めておこうと思います。今、一所懸命取り組んでいるあなたに、勇気を与えられたら嬉しいです。
申込をして教材が届き、やる気満々で始めたものの・・・
教科書の厚みにビビりながらも、(先輩から事前に聞いてはいた)仕事から帰ってきてWeb授業を受けるのですが、
とにかく眠い!!
(講義してる先生方申し訳ありません。)
もう、本当に日々眠気との闘いでした。途中、やっぱり寝てしまってるのかなかなか練習問題が突破できず、週末に再度見直すなんてこともよくありました。
この通信教育に入る前、放送大学で勉強していた生理心理学とかぶる内容もありながらでも、なかなか解けませんでした。
初めての科目試験は難なくクリア
Web授業と練習問題がなかなかこなせず、科目試験前に一気にやったからかだいぶ頭に残っており科目試験は難なくクリアできました。ですが、このことが認定試験前になってあだになりました。
専門課程の医療統計、国際統計は難しい
専門課程なのだから当たり前なのではと言われればそうなのですが、放送大学での心理統計学受講の経験がありながらでも、統計分野はだいぶ苦労しました。反対にすんなり頭に入ったのは、病院組織、診療報酬の仕組みやDPCの部分です。こちらは実務にも関わっている部分だったのでそんなに難しくはなかったです。
専門・科目試験もクリア
専門課程については、基礎課程履修時の反省を活かし概ねスケジュール通りに学習していたため、安定して問題を解くことができました。
模擬試験の結果が最後まで悪かった
いつも専門はぎりぎり合格圏で、模擬試験は全4回ありますが、基礎は全ての回で散々な成績でした。科目試験時に詰め込み学習で乗り切ってしまったので全く頭に残っていないということが分かっていました。分かっていたので2年目の夏頃からは、外出先でも暇さえあれば一問一答を解いていました。それなのに、全然成績は上がらないという状況でした。
専門科目試験後の、最後2か月の追い上げ
今から振り返れば、この最後にめげずに追い上げたのが一番効果的だったと思っています。12月末時点で模擬試験は2周している状況で、3周目にとりかかったのですが、
まさかの、
基礎 4回中1回合格点
専門 4回中3回合格点 という結果に。
非常に焦りました。3周目でこれでは基礎が通らない確率が高いなと。
そこで、そこからは模擬試験問題は間違えた問題と解説を眺める程度にして、一問一答を徹底的にやり抜きました。2か月間一問一答の冊子を見なかった日はないくらいに取り組みました。
そして迎えた試験当日
試験当日は、天気が悪く頭痛がしていました。その時点で、ちょっと今回は通らないかも知れないなと思いながら会場に向かいました。それでも一問一答だけは手放さずに最後の1秒まで無駄にしない気持ちで解き続けました。
会場には、診療情報管理士を目指す専門学生さん達の姿もあり、おでこに冷えピタシートを張って真っ赤な顔をしながら必死で受験してる学生さんもいました。
私も負けてはいられないぞ!という気持ちで、専門分野試験、基礎分野試験に立ち向かいました。
正直なところ、専門分野はある程度自信があったものの、基礎分野についてはあまり自信がありませんでした。ですが、やるだけやってやり切ったという達成感に包まれながら会場を後にしました。この気持ちの良い達成感を感じられたのは、大学受験以来のことでした。
メールで合否通知がやってくる
3月の末頃、メールで合否通知が届きました。難儀する先輩たちを見てきましたので、3回受験してダメだったら諦めようと。今回は良い練習になったので、次また頑張るぞと思いながらメールを開きました。何か30,000円振り込んでくださいって書いてあるけどと思っていたら、なんとメール本文に”合格”の文字が!
ちょっと意外でしたが、最後まであきらめずに走り抜けてよかった~と思った瞬間でした。
結びに
学生の時の受験以来、猛勉強して合格を勝ち取ることができました。
合格して一番良かったのは、事務職として病院で働いていると専門資格を持つ医療職に引け目を感じることがあったりするのですが、ようやく本当の仲間にしてもらえた感じがして嬉しかったです。
本当はそんなことは気にせずに、多職種連携であるとかチーム医療を実践すればいいのでしょうが、事務職であっても医療専門の事務職になれたのは精神衛生的にもとても良かったです。(認定心理士も持っていますが、やはりこれは臨床心理士or公認心理士でないとどうも弱いので)
ここは病院によりけりな部分ですが、資格手当がつくようになったのも大きいです。どうしても病院の事務職はそんなに給料が高くないので、ちょっとでもつくと全然違います。
あなたもぜひ、合格して診療情報管理士として胸を張って病院で働いていきましょう!!
まとめ
医療の資格の模擬試験と一問一答の教材を活用して、診療情報管理士になろう!
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